「信…ごめんね?」
「は?何言ってんだよ。まぁ、確かにお前の酔った顔は酷かったけどな!」
「なっ!!」
ケラケラ笑う信の背中を本気で叩いた。
「いってぇ!」
涙目になりながら自分の背中をさする信に
「信が酷いこと言うからでしょ!?」
とあたしは口を尖らせた。
「はいはい。悪かったね。」
適当に謝る信を睨みつけた。
「もういいよ。信のアホ。。クソオヤジ…のバカ」
「クソオヤジは余計じゃない?俺、まだ20代だし??まだオヤジじゃないっしょ?」
なにげ焦ってあたしに問いかける信が笑えた。
「ぷっ…マジでバカじゃん!!」
「あ、ホラ!またバカってぇー!!」


