『佐々木、是非ラグビー部へ』
『何言ってんだ!佐々木君は野球部だよねー。一緒に甲子園に行こう!』
『いえいえー我が剣道だ!』
『なにー』
『サッカー部だ』
『×℃≦!▲§★#£!』

取り囲まれ、収集つかない状況に、佐々木はアタフタしていた。

『佐々木君!こっちに!』

ふと、見ると綺麗なお姉さんが手招きをしていた。
この状況の中をから、空かさず逃げ込んだ!

『ありがとうございます』
『いえ、どういたしまして!』
『あのままどうなるんやと思っていました!』
『エヘッ!』

ニッコリ笑った笑顔はまるで天使に見えるぐらいに綺麗な方だった!

『ところで!県大会3位おめでとう!』
『えっ』

直感でこの人はテニス部だなと解った!
また、勧誘だなと解ったので無愛想に答えた!

『やめてください!恥ずかしいやないですか!』
『えっ!なぜ?』
『3位って事は、1位2位の2人に負けているって事ですから。』
『!!!クスッ(笑)』
『ほらー!(怒)』
『カッコイイ〜!さすが佐々木先輩の弟だ!』

『それじゃー!』と言って
お姉さんは立ち去ろうとしたので佐々木は

『えっ!』