さよならとその向こう側



間違いなく聞き覚えのある声だったのに、誰だか分からない。

もちろん顔も見れなかったし。




でも私、

その人のお陰で助かったのかも・・・。









あの時確か、酷く落ち込んでいて・・・。




そう、神田・・・実さんの事を考えて・・・・・・。


それで、


それで車にひかれそうに・・・・・・。