3人のお姫様と4人の王子様




「うん。えっとね
あたしはさ、あの2人と生まれたときから一緒だし、これが普通だと思って今まで気にしなかったんだけど、2人に彼女が出来たらどうだろう?って」



「それでどう思ったの?」
真紀は話に食い付いてきた。すごい目がキラキラしてる…



「・・・・・・・・・・・・が好き」


あたしはそう真紀に耳打ちした…





「海斗。聞こえた?」


「残念ながら」


え……どういう事?




気付かなかったけどあたしの後ろには2人がいた





「な、なな、なんでいるの/////」