ちょっと…待って。 何これ。 何かの、脅迫状? 絶対、脅しだよね。 怖すぎる。 「雫……っ。これって、」 「美姫…ぃ…… 怖いよ。私、耐えられるかなあ…。」 「雫、大丈夫。 私、ちゃんと雫を守るから。」 そんなことを言って、私を抱きしめる美姫が頼もしく見えた。