なんとも言えないような、甘い味。





陸の温もりや、愛情が伝わってくるようなキス。







「これで少しは黙れるか?」





イタズラっぽい陸の顔に、私の頬は窓から入ってくる夕日の色と共に、赤く染まっていった。