--カチャッ すると、部屋の扉が開いた。 「アイスティーでよかった?」 「うん。ありがと。」 陸は、アイスティーの入ったグラスを2つ持っていた。 「あ、そうそう。陸って、アイスティーが一番好きなんだよね?」 「なんで。」 「だってーっ!! 買ってるじゃん♪」 「うん。一番好き。だって、おいしいじゃん。」 「だね。」 また陸のこと1つ知った。 なんか嬉しい。 なんて思ってにやけていると、陸に頭を叩かれた。