「ほんとに眠かったんだ。」 私はひとりごとをいいながら、陸の頬に手を添えた。 キレイな肌してんなあ。 ねぇ、陸。 私ね、陸と同じクラスになったときから、好きになったんだ。 初めは、単なる一目惚れだったな。 だけどね、だんだんあなたの魅力に惹かれていったの。