陸と私が来たのは、学校の屋上。





「ここ、俺のサボり場」




めったに見れない笑顔で私に言った。




「そうなんだ。」


「向こう行こ。」


「うん。」



また陸は、手を強く握り、歩き出した。







「わぁ!屋上から見たら、学校ってこんなんだったんだ!」