私は1人、家路につく。







寂しいなぁ……







いつもなら、右側にある陸の腕。







「はぁー…」






無意識に、ため息が出る。







「ため息つくと、幸せ逃げちゃうぞ!」






ふと、後ろから聞こえた声。









振り向くと、ありえない人物がいた。