「陸ぅ~…ごめんね?練習、する?」 「いいよ」 「やろうよ。」 「いいって」 「ねぇ!」 「…るせーな」 わっ…!! 今、一瞬、陸が悪魔に見えたよ。 小悪魔じゃなくて、閻魔大王みたいな。 「…あっ、ねぇ陸?教室戻らない?」 「……」 「もう、練習時間終わってるよ…?」 てか、なんであたしが陸のご機嫌とらなきゃいけないの!? わけわかんない!! 「もういい!あたし1人で戻る!」