私は、また前を向いた。 「じゃあ、役割決めるか。えーっと、まず、、、なんだ?」 先生がカフェというものがよく分かってないらしく、生徒に任せることにした。 「じゃあまず、店員決めよっか。8人くらいでいいよね。誰か、やりたい人!」 美姫が、私の方を振り返って、目で私にサインした。 ……手を挙げろ、と。