「陸ぅ…」 「なんだよ。」 「あたし、明日から学校終わったらすぐに病院くるからね。」 「あぁ。」 「嬉しくないの~?」 「別に?」 なんか、普通に傷付く。 「嘘だから。」 「へ?」 「めっちゃ嬉しいよ?」 陸が、めったに見せない笑顔で言った。 「あぁーっ! けがなんかしなかったら相手してやるのに。ごめんな?」