「そうなんですか。」



「両親は、先生に話を聞きに行っています。」




「わかりました。」




亜由美さん、キレイだな。




絶世の美女みたいな。




元希くん可愛い~!



陸のちっちゃいバージョンみたいな。



目とかちっちゃい~!



絶対モテるわ。







「お兄ちゃん、大丈夫?」




元希くんは、陸にすがりついている。





「あゆ姉!いつになったら起きる?」



「大丈夫。すぐ起きるよ。」


「ホントに!?」


「うん。」





元希くんの目が輝いた。




「お姉ちゃん。」





元希くんが私の服の裾を引っ張ってきた。