「だから、この家のことも さっき副監督から、 電話で聞いて俺は知らなくて…」 「じゃあ、移籍の話聞いた時 どんな風に話してたの!?」 そりゃその・・・ そう言って軽く頭をかく。 「そりゃ…嬉しい話です。 とは言ったような・・・笑」 「そんなこと言ったら OKだって誤解するのも 無理ないでしょ!!」 はあ・・・。もう。 あたしはその場に 座り込んだ。 これからどうなるの? そんな考えが頭をよぎった。