クラス表を見て百合子は言った。
「また一緒だね☆」
「あぁ。見ればわかるよ」
「修学旅行も一緒だ!」
「始業式の日から修学旅行のこと考えてんのはお前くらいだ」
「ドウシ君の口癖ってお前だけだ~だよね☆」
知らん。クラスは2組だったから二階に上がり手前から2番目の教室に入った。俺は出席番号15番だから最初の席は窓際から3列目の一番後ろだ。
「席も隣で近いね!」
「お前の顔が近い!落ち着けよ少しは。血圧上がりまくりか?」
「私は低血圧だよ☆いやぁドウシ君と私ってくされえんってやつ?」
「だな」
「そっか~☆そうだよね~☆うれしいな~」
昨日、ゲームしすぎて寝不足だったからしばらくぼーっとしていた。そしてふと右隣りの席を見た。
風が吹いた気がした。
隣には一人の少女が座って読書をしていた。
一目惚れとはこういう俺の状況のことをいうんだろう…
かわいすぎだ。好みは人それぞれだから他のやつから見たらそうでもないかもしれん。いや、誰が見てもかわいすぎ。
黒く長めの髪はサラサラしていて目は透き通るようで愛らしい。小柄なところもタイプだ。
ここまで女子と仲良くなりたいと思ったことはない。気が動転していた俺は話し掛ける勇気は持ち合わせておらずしばらく見つめていたようだ。
すると…。
「あの、何か用ですか?」
「!」
話し掛けられた。見つめすぎたようだ。俺は顔が真っ赤になり緊張MAX!
「そ、!そのほんなんれすけぁ!?」
…やってもうた。声を裏返してわけわからんことを言ってしまった。顔を押さえて目をそらす。
しかしその女の子はニコッと笑ってくれたのだ。
一瞬で恋に落ちてしまった。
「また一緒だね☆」
「あぁ。見ればわかるよ」
「修学旅行も一緒だ!」
「始業式の日から修学旅行のこと考えてんのはお前くらいだ」
「ドウシ君の口癖ってお前だけだ~だよね☆」
知らん。クラスは2組だったから二階に上がり手前から2番目の教室に入った。俺は出席番号15番だから最初の席は窓際から3列目の一番後ろだ。
「席も隣で近いね!」
「お前の顔が近い!落ち着けよ少しは。血圧上がりまくりか?」
「私は低血圧だよ☆いやぁドウシ君と私ってくされえんってやつ?」
「だな」
「そっか~☆そうだよね~☆うれしいな~」
昨日、ゲームしすぎて寝不足だったからしばらくぼーっとしていた。そしてふと右隣りの席を見た。
風が吹いた気がした。
隣には一人の少女が座って読書をしていた。
一目惚れとはこういう俺の状況のことをいうんだろう…
かわいすぎだ。好みは人それぞれだから他のやつから見たらそうでもないかもしれん。いや、誰が見てもかわいすぎ。
黒く長めの髪はサラサラしていて目は透き通るようで愛らしい。小柄なところもタイプだ。
ここまで女子と仲良くなりたいと思ったことはない。気が動転していた俺は話し掛ける勇気は持ち合わせておらずしばらく見つめていたようだ。
すると…。
「あの、何か用ですか?」
「!」
話し掛けられた。見つめすぎたようだ。俺は顔が真っ赤になり緊張MAX!
「そ、!そのほんなんれすけぁ!?」
…やってもうた。声を裏返してわけわからんことを言ってしまった。顔を押さえて目をそらす。
しかしその女の子はニコッと笑ってくれたのだ。
一瞬で恋に落ちてしまった。
