21世紀人のカルテ 第二話

そこで思い出した。


Gさんってニックネームはそのまんま。

彼からのメール。


Gさん=じーさん=爺さん。


ホントにそのまんまだったんだ。


アタシはおかしくなって笑ってしまった。


ホント、あまりにもまんますぎる。


声を出して笑ってしまった。


でも、なんだか目から何かが流れてくる。


拭っても拭っても、後から後から流れてくる。



アタシは結局、生きている内に彼に会うことは出来なかった。



もう少し時間があれば、もしかしたら面と向かって何でも話せる仲になったかもしれない。


女子高生とおじいちゃん。

あってもいいじゃん。そういう組み合わせの友達も。


でも、アタシたちには時間がなかった。


アタシは彼の心を開くことは出来なかった。


それが悔しい。


でも、アタシがなんか流しているのは決して悔しいからじゃないんだ。



絶対に違う。



これは嬉しいから流れてるんだ。