海,テトラポッド,そして花火。

「ちょっと!!
リンコ,あんたどうすんの??!
呼ばれてるよ??


サツキがせかす。

周りの女子もどうしていいのかわからずそわそわしていた。


三上さんは相変わらず余裕そうに周りを見渡し,部活の後輩の輪に入って飲んでいた。


「三上さん,
いつ戻ってきたんすか?
おれ,三上さんに憧れて同じ大学入ったのに,三上さんいないんすもんー!!」

「僕?
さっき戻ってきたんだよ。
カナダに留学してたんだけどね。
ホント寒かったよ~。」
あの笑顔で三上さんは笑っていた。


創佑が,こっちを心配そうに見ているのに気づいたが,私は目をそらして俯いた。