いつも以上に小田が物凄い勢いで私の所に駆け寄って来た


「おはよ(笑)今日も元気じゃねー(笑)」

「さき、いいもんゲットしてあげたよ」

「いいもん?何?」

「これ」


差し出されたのは


携帯番号とアドレスが書かれた小さなメモ用紙だった


「いいもんってそれ?」

「そーよ。これあげる」

「いやいや、名前書いてないし誰のか分からんの貰っても嬉しくないんですけど(笑)」

「昨日さきの為に必死で聞いたのに」

「誰に?」

「佐々木(∀)」

「はっ?まじ?てか頼んでないけど(笑)」

「まじまじ!!中々教えてくれんけ、結構大変だったよ」

「どーやって聞いたん?」

「普通にー…」




小田は昨日出来事を詳しく話始めた