「あ~ぁ。
 まさか、潤とそらがくっつく
 なんてなぁ...」




唇を尖らせながら、




「俺の方がラブラブやったのに!」




って続ける玲ちゃん。




「はぁ??俺のが愛しあってたしっ!!」




そんな玲ちゃんに、突っ込む蛍。




――って!その突っ込みおかしいし!!




「まぁ...潤にあきたら
 俺んトコおいでな♪?」




"ニッ"と笑って、




そらの頭を撫でた玲ちゃん。




その手を"バシッ"と払って




「お前、結婚してるやろぉがっ!
 ...そら!いつまでも待ってるから!
 潤兄に「おい。コラッ!!」




蛍の話しを遮って入ってきた潤ちゃんは




「結婚式の日に、俺の嫁を口説く
 なんて、えぇ度胸やねぇか..」




なんて言うて玲ちゃんと蛍の頭を




"ゴツリ"と軽く殴る。