「あっこんばんは…」 雅史はばつが悪そうに挨拶した。 「あーこんばんは。どうしたんだい?」 「それが、昨日から隣から変な音がして迷惑だから注意しようと思ったんですけど部屋から出てこないんですよ!」 そう言うと岡野は不思議そうに出てこない部屋を見た。 「千葉さん帰ってたんだ…」 「え?」 「いやね、この部屋に住んでるの千葉さんっていう女性なんだけどここ一カ月ばかり誰も見かけてなかったから。」 「でも昨日から夜隣から凄い音がするんですが…」 「じゃあ、仕事でも変えたのかな?」