《…もしもしー?あのぉ〜着きましたぁ― キャンセル料の……半分……二人合わせてぇ〜“一人分”のぉ“皮膚”を…いただきますぅー……》 宏隆が女を見て驚いた時に落としてしまった電話の子機から女の声が延々と聞こえた。 確か女が持っていた受話器はどこにも線が繋がってなかったのに…