輝って…三浦?
『可愛い』はちょびっとだけ嬉しいけど、『地味』は許せん。
「…輝のシュミはわかんねぇ」
カッチ~ン!
ぬわんですってぇえぇ!?
「ひどい…初対面の人間にそれはひどすぎだよ!さすが、三浦の友達だけあるねこの都会人!!」
できる限りの暴言を吐き捨てて、教室へと向かった。そろそろ式も終わるしね。
決して居づらくなったからではないッ!
――裏庭。
「迷った…」
中庭と違って暗いし、なんていうか、校舎の死角になってる…気が。
怖いよ…
「遥ちゃん?」
後ろから声がした。
この声、この呼び方。
「三浦!」
「やだなぁ、輝って呼んでよ♪」
振り返ると、やはり三浦。
さっきの男と正反対の幼い笑顔、気が抜ける。
「遥ちゃんも知ってたんだ、裏庭。」
「裏庭?」
裏庭なんてのは案内書にも無かった。
「ここさっき俺が見つけたんだ!すごいでしょ?」
んん、すごいのかな?
…あ、そうだ。
あたしはさっきの失礼極まりない男を思い出した。三浦の友達っぽかったし…
「あのさぁ、さっきあんたの友達に会ったんだ」
「潤?あいつ口悪りーだろ」
『口悪い』のワードにピンと来た。そいつに違いない。
『可愛い』はちょびっとだけ嬉しいけど、『地味』は許せん。
「…輝のシュミはわかんねぇ」
カッチ~ン!
ぬわんですってぇえぇ!?
「ひどい…初対面の人間にそれはひどすぎだよ!さすが、三浦の友達だけあるねこの都会人!!」
できる限りの暴言を吐き捨てて、教室へと向かった。そろそろ式も終わるしね。
決して居づらくなったからではないッ!
――裏庭。
「迷った…」
中庭と違って暗いし、なんていうか、校舎の死角になってる…気が。
怖いよ…
「遥ちゃん?」
後ろから声がした。
この声、この呼び方。
「三浦!」
「やだなぁ、輝って呼んでよ♪」
振り返ると、やはり三浦。
さっきの男と正反対の幼い笑顔、気が抜ける。
「遥ちゃんも知ってたんだ、裏庭。」
「裏庭?」
裏庭なんてのは案内書にも無かった。
「ここさっき俺が見つけたんだ!すごいでしょ?」
んん、すごいのかな?
…あ、そうだ。
あたしはさっきの失礼極まりない男を思い出した。三浦の友達っぽかったし…
「あのさぁ、さっきあんたの友達に会ったんだ」
「潤?あいつ口悪りーだろ」
『口悪い』のワードにピンと来た。そいつに違いない。
