Love Lesson

「遥はさ、彼氏とかいた?」
彼氏ねぇ…
「いなかったよ。てか、恋愛対象者がいなかった!絢香は?」
絢香はあたしの話にクスクスと笑いながら答えた。
「あたしは1人!でも2ヶ月もたなかったけどね?」
へぇ…絢香かわいいから人気だと思ってた。1人か…でもいたんだ、彼氏。
絢香はいろんな所であたしの先輩だなぁ!
「でもあの時は誰でもよかったんだよね~。高校生にもなって彼氏ナシってなんかダサいと思ってたから」
だっ、ダサい…あたしダサいのか。
「でも遥、かわいいけど彼氏ナシだったし。別にダサくも何ともなかったなぁ、って今更思ったりして。見ただけじゃそんなんわかんないしね!」
「う~ん、そうだね」
「でも今はしっかり恋してるよ?相手はもちろん輝くん♪」
「あはは…」
あたしは苦笑いしかできなかった。
「さて、と!次どこ行く?今回は遥、決めていーよ」
「あっじゃあ、外!外出よ!」

――中庭。
お花のいい匂い。
噴水もあるし、かなりオシャレだ。
「遥♪かくれんぼしない?」
「いーよー!」
適度な広さだし、隠れる場所もたくさんある。あたしは即答した。
「せーのッ!」
「「じゃんけんぽん!!」」
誰かに見つかるかもしれないくらいの大声で、あたし達はじゃんけんした。
結果、一発で勝敗は決まり、
「やったーッ勝った♪」
あたしが隠れる事になった。