怖い・・・・。体が動かない・・・・沖田さん・・・・!!








黒ずくめの男が口を開いた。








「女か・・・。帰してやりてぇのは山々だが見られたからには生きて帰す訳にはいかねぇな。ここで死んでもらおうか。」








男はそう言うとニヤッと笑い私に近づいてきた。











怖い・・・。









「死ねぇー!!」












飛びついて来た男を見てとっさに私は土方さんから貰った小刀を出した。








殺らなければ殺られる・・・・・。ここはそういう時代だ。