「部長!?」






私は起き上がり部長の顔を見た。









「明日香、本当に良かった・・・。部活の皆も明日香の事心配してるよ。」













部長はそう言うと何かを手渡した。









それは部活の皆からのメッセージだった。





「みんな・・・。」







ねぇ?沖田さん、近藤さん、私をこんなにも心配してくれる人がいたよ・・・。






こんなに思ってくれてる人がいたよ。貴方たちに出会わなかったらきっと気付けなかった。







ありがとう・・・・。







私は窓から見える空にそう言った。