「近藤さん、綺麗な奥さんですね?」





私がそう言うと近藤さんが顔を赤らめた。





「あぁ、私には勿体無いくらい良くできた女だよ。」





そう言いながら近藤さんは道場の扉を開けた。






「わ~!すごい!!」







私が道場の中を見ていると近藤さんが竹刀を投げてきた。







「明日香君、お手合わせ願いたい。」






「えぇ!!近藤さん?本気ですか!?私弱いですよ!?」








「いや、いいんだどうしても明日香君とやりたいんだ。」









「・・・わかりました。宜しくお願いします。」










私がそう言うと近藤さんは嬉しそうに笑った。