西本願寺に来て1週間が経った。






明日香の体調は八木低に居るときよりも良くなっている。







「沖田さん、」






「ん?何ですか?明日香さん」








「ちょっとだけ抱きしめて・・・」







明日香はそう言って沖田の着物の裾を握った。








「どうしたんですか?いきなり・・・」






沖田はそう言って明日香の体を抱きしめた。






「沖田さん・・・今までごめんね?もう大丈夫だから・・・もう吹っ切れたから本当に心配掛けてすいませんでした・・・。」







明日香は沖田にそう言って微笑んだ。






「よかった・・・。やっと明日香さんの笑顔が見れた。コレで安心して仕事ができます。だけどあんまり無理はしないでくださいね?」







沖田は明日香の頭を撫でながら言った。







「はい。こんなんじゃあ山南さんが心配しちゃうもんね・・・。私もっと心を強くするからね。時間はかかるけど、頑張るね!」






明日香はそう言って笑った。








春の日差しと共に明日香の新しい日々が始まった。