「ぐすっ・・・・さ・・・な・・・さ・・・ひっ」





「明日香さん・・・屯所に戻りましょう?着物着替えないと・・・。」






沖田は泣き崩れている明日香の肩を抱いて屯所に戻った。






明日香を何とか着替えさせて布団に寝かせた。





「明日香さん?大丈夫ですか・・・?」







沖田は明日香に声をかけた。だけど明日香はただ涙を静かに流しているだけで言葉も何も発さない。






「明日香さん・・・。また後できますね?ゆっくり体を休めてください。」







そう言って沖田は部屋を出て行った。





山南さん・・・・・。





「ひっ・・・く・・・」