午後・・・山南さんの切腹が決まり沖田さんは解釈の為に私を部屋に残し出て行った。




外の空気でも吸いに行こう・・・。





私はそう思いふすまを開けた。






すると空から真っ白な雪が降っていた。





私は山南さんのいる前川低の前を歩いていると、





「山南はん!!何でなん?」





一人のきれいな人が前川低の前で山南さんの名前を叫んでいた。






「明里さん・・・?」






私は女の人に声をかけた。







「だれ・・・?」





私が声をかけると涙に濡れた顔をこちらに向けた。





「新撰組の世話係の明日香といいます・・・。」




「明日香はん・・・?」