「明日香さん見てください。」





少し歩くと目の前には広々とした草原を夕日がオレンジ色に染めている景色が目の前に広がった。






「うわぁ~!!すごい!」







「とってもきれいですね。」






「はい!!」






明日香はそう言って沖田の手を握ったまま草の上に腰を下ろした。






沖田もそれに合わせて明日香の隣に腰を下ろした。






「ケホケホっ・・・」






沖田が小さく咳込んだ。







「大丈夫ですか!?沖田さん」