「沖田さん!!」



私は沖田さんに声を掛けた。





「はい・・・ってえぇ!?明日香さん!?何でここに居るんですか?」




「たまたま土方さんに呉服屋に連れて行かれてその帰りです。」




明日香はそう言って沖田に笑いかけた。





「その・・・」





沖田が何かを言い掛けた。





「はい?どうしました?」





「その着物とってもよく似合っています・・・。可愛いです・・・。」






沖田はそう言って顔を赤らめた。





「ありがとうございます・・・。」






明日香もそれにつられて真っ赤になった。





「このまま一緒に散歩でもしましょうか?」





「はい!!行きたいです!!」