☆花咲く頃に.。.:*・°


メンタルクリニックに入ると、すぐに呼ばれた。


『で?どうですか?』

母には、今日の同席を却下された事、ついさっきまでの光景、父の病状を端的に話す。

『胆管癌って言いましたっけ?』

「はい。」

『余り…長くないし、難しいと思いますよ?』

「ネットで調べてみたんです。え〜と…初めに肝臓癌を見たんですが、肝臓なら黄疸と腹水が出た段階で、手遅れだと。」


「で、この前のお話では胆管癌の可能性が高いとの事だったので、それも調べました。」

「治療はまだ、確立されてなくて、化学療法も抗がん剤も効果は期待出来なくて、外科的手術しか方法が無い。」

「……ってのを、見ました。」

『そうですか。まずは、仕事の事は後からでいいから、今はお父さんの事を、してあげて下さい。』

「母もそんなこんなで…今ちょうど言われて来たのは、アンタ、いつまで薬飲んでんの?って……」


先生は、少し笑った。

「減薬とか…出来ませんよねぇ?」

言われたのは本当だけれど、軽く母のせいにしながら問掛けてみた。

『今のこの状況では、出来ない相談です。』

気持ち良いほどに、断言の先生。


ですよねぇ?(笑)