車を置かせて貰って、駅までは歩いて約10分。
駅が見えてきた時に、おばちゃんは
「もう、ここでいいから」
そう言ったけれど、
バタバタしながらの宿泊になってしまったお詫び…と言っては何だけれど、駅構内まで一緒に歩いた。
「気を付けて下さいね」
何度もお辞儀をして、おばちゃんも
『ありがとう』と言って、構内奥に消えて行った。
さて。これから、父の病院へ向かう。時間は、お昼になろうとしていた。
病室に着くと、父は点滴を3種類受けていた。麻酔効果があるものも含まれているのだろうか?
あまりハッキリとしない様子の、昨日よりも痩せた風な父。
検査の準備で朝から…正しくは昨夜9時以降から、絶食。
今日の検査は
【乳頭括約筋切開術】
【胆道ドレナージ】
内視鏡で狭窄部分を通して、流れを戻して黄疸を緩和させつつ、狭窄させている物体を探る…
胆管よりも太いチューブでの処置の為、穴が開いたり予期せぬ事態に備えて、のほほんと終わるのを待つ。
それが今日の、母と私の仕事だ。
父の意識が一瞬戻った時に
「お前達、今の内にご飯食べて来たら?」と言われ、母と出かけた。
自分は食べられなくても、いつもお昼になると、ご飯行って来いって言います。


