父は署名は嫌だとスネた。 家族でいいなら、お前が書けと。 明日行われる全ての事のリスクについては、当方も承知致しました。 そんな感じの書類だった。 医師に少し意地悪く聞いてみた。 「これで例えば何かあったら、治療費は……?」 何も答えない医師。 適切な言葉を探していたのかもしれない。 「別にまた、私達が払うって事…ですか?」 『…そういう事になります…ね…。』 せち辛いわ…。 何て、せち辛いの?