ねーちゃんにも、あんちゃんにも、火葬場には行かないって言った。
『オラんどが見てるすきゃあ、んがぁ、いれば、いろ。』
棺の釘うちは、最近では遺族やらの希望によって、する、しないを選べるそうです。
母が激しく嫌がったので、釘打ちは、却下。
火葬場では、もう顔は見られないそうです。
行かないって言ったら、感じの悪い(笑)担当さんが『え?骨ひろわなくていーの?』
このごに及んでタメグチか?喧嘩なら買うぞ?
担当さんは、火葬場から戻って、葬儀の準備をするそうです。
満面の笑みで
「どうぞ。」
(ご勝手に…)
1時30分。
おとーちゃんは【骨】になります。
【骨】になるまで、時間はかかるど?(笑)
私は、空に溶けていくであろうおとーちゃんを、一人残った会場の窓から
ずっと見ていた。


