☆花咲く頃に.。.:*・°


二時半を過ぎる頃、ナースが言います。


『そろそろ着せてあげたい浴衣の準備を、始めてよろしいかと思います。』


うん?


モルヒネも30分置きなら大丈夫って言われていたのが、オールクリアです(笑)

そいでも痛いって、おとーちゃんが言います。


おとーちゃん、楽になるよ?


楽に、なれるから、

みんな見てるから、大丈夫だよ☆


ベットは、エアベットに変えられました。


九戸ばっちゃんは、そろそろかな?


それとも、小さな頃、おとーちゃんへのお仕置きで天井から吊して、

帰って来ても吊されたままのおとーちゃん見て『可愛そうに!何で誰も下ろしてやらないんだっ!』

って言った、じっちゃんかな?(笑)


外は綺麗な夕焼けが、広がっています。


ねーちゃんも着いたよ?


只今、夜の8時前。


母方の兄嫁さんも、急を聞いて駆け付けました。入院はしていても、まだ動ける時の父しか見ておらず

父の再入院も知らせてなかったので、病室に着いて父を見るなり、泣きました。

おばちゃん、ごめんね。

なんでこんなになるまで我慢したんだと、泣いていました。

うん、おばちゃん、ごめん。


瑠璃さん以外の方は、皆、残ってくれていましたが、一旦帰るそうです。県境まで(笑)

夜も『かー、けー』祭を、ありがとうございます。

日勤だったナースが交代で帰る前に、死装束の事を聞きに来て

「はいっ。出発の準備は出来てます。」


元気に言ったら、なぜ泣く?ナースよ(笑)

「明日も大丈夫だったらまた、おとーちゃんがお世話になります。」

ナースは明日も父の担当予定だと言って、帰って行きました。