二時半を過ぎる頃、ナースが言います。
『そろそろ着せてあげたい浴衣の準備を、始めてよろしいかと思います。』
うん?
モルヒネも30分置きなら大丈夫って言われていたのが、オールクリアです(笑)
そいでも痛いって、おとーちゃんが言います。
おとーちゃん、楽になるよ?
楽に、なれるから、
みんな見てるから、大丈夫だよ☆
ベットは、エアベットに変えられました。
九戸ばっちゃんは、そろそろかな?
それとも、小さな頃、おとーちゃんへのお仕置きで天井から吊して、
帰って来ても吊されたままのおとーちゃん見て『可愛そうに!何で誰も下ろしてやらないんだっ!』
って言った、じっちゃんかな?(笑)
外は綺麗な夕焼けが、広がっています。
ねーちゃんも着いたよ?
只今、夜の8時前。
母方の兄嫁さんも、急を聞いて駆け付けました。入院はしていても、まだ動ける時の父しか見ておらず
父の再入院も知らせてなかったので、病室に着いて父を見るなり、泣きました。
おばちゃん、ごめんね。
なんでこんなになるまで我慢したんだと、泣いていました。
うん、おばちゃん、ごめん。
瑠璃さん以外の方は、皆、残ってくれていましたが、一旦帰るそうです。県境まで(笑)
夜も『かー、けー』祭を、ありがとうございます。
日勤だったナースが交代で帰る前に、死装束の事を聞きに来て
「はいっ。出発の準備は出来てます。」
元気に言ったら、なぜ泣く?ナースよ(笑)
「明日も大丈夫だったらまた、おとーちゃんがお世話になります。」
ナースは明日も父の担当予定だと言って、帰って行きました。


