最後まで読んで頂き有り難うございます。

「粛清者－新撰組暗殺録－」をお送り致します。



この作品は僕が野いちごで小説を書き始める前に、コツコツ書き溜めていたものです。

つまり「沖田総司は恋をする｣や「明治の双狼」よりも先に出来ていた新撰組ものです。

まだ読者さんを意識せずに書いていた頃の作品なので、手直しはしたものの、何かとお見苦しい点もあるかもしれません。

ご了承下さいませ。



この作品は沖田総司、斎藤一、永倉新八という新撰組組長の三人を主人公に据えて展開しています。

そして歴史上の大きな事件ではなく、裏での「隊内暗殺｣をメインに描いてあります。

その為、人気の高い土方やその他の新撰組隊士が描かれていなかったり、肝心な新撰組の最期を細かく書いていなかったり、物足りない点も多いかと思います。

が、その辺を描いた作品は世間に数多く出回っていますので、僕は敢えて『新撰組の裏』を書いてみようと思い、この作品を発表しました。

何かと小難しいエピソードも多かったと思いますが、少しだけお付き合い頂けたなら幸いです。