「梓はどうした?」 いつの間にか 梓くんではなく"梓"になっていた。 昨日、 私が出ていった後 仲良くなったんだな… 「すぐ来るよ」 …―トントントン 階段を降りる音がした。 「ほら」 スウェット姿の梓が 眠い目を擦り、降りてくる。 「おはようございます」 そう挨拶すると 自分の席についた。 一つ一つの食べ物が キラキラと輝く。 「わぁ…オムライス美味しそう☆☆」