甘々物語


「はい♪まーくん★
苺の特製ラブラブオムライス弁当!!」


「あぁ。
さんきゅ!!」





もちろんケチャップは
ハートだよ〜ん




…まーくんには秘密だけど




「どうせ、お前の事だから
ケチャップでハートとか言うんだろ?笑」

まーくんはイタズラっぽく笑ってそういった。

ー!?



「えーっ?
なんでまーくん分かったの????
もしかして…
テレパシー??


そっか…
あたしとまーくんの心は繋がってるから
あたしの考えてる事がわかっちゃうんだ!!


愛の力ってやつだね★」


一人ベラベラ喋る私を
まただよ…
って、呆れた顔で見てるまーくん。


そんな顔にも萌えーー

って!!
あたしはオタクかっ



そう!!
今更だけどまーくんは
超が付くほどのイケメンだ。
隣に居る私が
くすんでみえるくらいの。


顔よし、頭よし、
スポーツ万能、スタイルよしの完璧人間。



もちろんモテますよーー

あたりまえのように
他高の女子からも
毎日告白やらなにやらをされてる。


そんな光景をいつも隣で見ている私。