ただ泣いてるあたしを
瑠花はヨシヨシしてくれた。
落ち着いたあたしに
瑠花が優しい声で聞いた。
「ゆっくりでいいから、話してみな?」
あたしはただコクっと頷く。
あたしは
時々また泣き出したりしながら
昨日の出来事を全部瑠花に話した。
瑠花は話してる間、ただ黙ってうん、うん頷いてくれて
こんないい親友をもってよかったとしみじみ感じた。
話し終わった後、瑠花をみると
瑠花は難しそうな顔で
「うーん……
まーくんの気持ちが分かんなきゃなんとも言えないけど、
本当に嫌いな奴と毎日登下校できるような器用な人じゃないと思うけどなぁ…
…まーくんは」
「でもぉー……」
、

