「お・・おしまい!!」


静まった公園…。
少し遠くで皆の笑い声が聞こえる。



でもあたし達の輪に今笑いはなかった。
まああっても困るが…。




そりゃこんなこと言われたって
皆どう反応していいか分かんないよね。
少しあたしは言ったことを後悔した。




「あ…あのね!あたしは
 もう平気なの。
 よく考えたら挿れられてなかったし!!」




それでも静まる皆…。


あたしの口だけがひたすら動いていた。



「きっとね!
 あたしよりひどい経験してる子なんて
 いっぱいいるよ!
 あたしはまだ助かった方だと思う~!
 だからそんな………



 顔しないでよ…皆…。」




あたしの顔に涙がつたる…。


お願いだから嫌いにならないで…。