LOVE SCHOOL~恋する生徒会~

〜大喜side〜


大「何でこんな時にっ……!!」


時間は残り30秒。

点差は………1点。




さすがにみんなバテてきている。


悠「涼介っ!!」

シュッ

涼「ナイスパス部長!!」


ダンッダンッ


グキッ


ドサッ


涼介が足を捻って転けた。


涼「いってぇ…
あっ……だ、大喜っ!!」

大「分かってる!!」


シュッ



入るわけがないんだよ。

ゴールからこんなに遠いし、片手に力が入らない。



でも……賭けるしかない!!




シュッ

ガンッ



入れっ入れっ!!





ダンッダンダン


ピピーッ


大「っーーー!!」








負けた……


「整列」


みんな「ありがとうございました!!」



大「ぶちょぉ………ごめ…んなさ…い………」


悠「よく頑張ったな(^-^)」


大「俺の………せいで……負けちゃった……グズッ」


悠「大喜のせいじゃないよ。」


大「ごめ……ん……なさ…い……ヒック」


悠「ありがとな。」