「…亜蘭ー?お前何堂々と練習放棄してんのー?」 「うおっ成哉…!びびらせんなよ!」 ひょっこり、と亜蘭の後ろに男子が現れた。 なかなか練習を始めない亜蘭にしびれを切らしたのだろうか。 額にはうっすら汗をかいている。 「ほんとだ、亜蘭くん早く着替えて来なさい。」 「ちぇーっもうちょい一華ちゃんと喋りたかったな… ま、泉実先輩に言われちゃーしょうがねえや。」 と、亜蘭は名残惜しそうにこちらを振り返りながら部室へと走って行った。