目隠しMyLovers♥~先輩とあたし~【完】

やつの手首を掴み
壁に押し付けキスをし始めた。

こんなんなら早く言ってくれた方が楽だったのに、
と何となくキスを続けていたら

頬に何かが感じられる。

その感触に一度やつから離れた俺は
そいつの顔を見て驚くしかなかった。


「お、おまえ…」

俺の頬に当たったのはやつの涙。

そしてすんげぇ傷ついた顔で涙を流すやつ。

泣くとは思わなかったんで
いきなりの涙に少し慌てる自分。


そんな俺の手を振り解けたやつはそのまま
後ろも振り向かず屋上から出て行った。