「あ、あの…き、来てくださってありがとうございます!!」

朝言ってた屋上に来たらやっぱりそいつがいた。

「で、話って?」

こうなったら何を言ってくるのか
少しは気になる。


「わ、私せ、先輩のことが好きです!」


瞬間びっくりした。
告白自体に驚いたわけじゃない。

こんな告白はもう何百回も受けたことがある。

「お前正気か?」

「ぇえ?」

「あんなん見てよくもそんなこと言えるなぁ」

しかしあんな場面まで見られてまだ好きって言えるなんて…。


これは本当
俺のプランのどこにも存在しない。