驚いて何も言えなかった私に 彼は笑いながら言葉を続けた。 「ぼろみえなんだよ」 彼の言葉に過去の自分を繰り返してみる。 考えてみたら グラウンドにいる時も 廊下でたまたますれ違う時も 校内の売店で見かけた時も 私、自分も知らぬ間にこの人のことを すごく目で追いかけてた気がする…。 今考えてみるとそんなに驚くものでもない。