【短編】彼のため[続編2追加]

「いただきます。」


私と太地は、ごはんを食べ始めた。


太地は、黙々と食べてる。

たまに、おいしいとか言ってくれたからよかった。


てか、いつもはもっと会話するのに。


私は、不思議に思いながら食べていた。


「なぁ。」


「えっ?」


太地は、食べ終わってから私に話しかけてきた。


「さくは、『私にできることならなんでも言うこと聞いてあげる。』って言ってくれたよね。」


太地は、嬉しそうに聞いてきた。


「うん。」


恥ずかしいし、照れるよ。


てか、私まだ食べてるのに。


「さくがごはん食べ終わったら、聞いて。」


「わかった。」


私は、いつもより急いで食べた。


食べ終わり、後片付けがあるから、先に、太地を部屋に行かせた。


私は、洗い物を済ませ、飲み物を持って部屋に行った。