「いらっしゃったのですか!佑太様。」 びっくりして放心状態のあたしと涼しい顔をした鈴木の前にメイドさん?が駆け寄った。 「わぁ。この方が噂の佑太様の彼女さんですか?可愛いですねぇ♪」 かっ、可愛いって!?お世辞でも嬉しいよ~♪ でも、噂のってなんだろう?あたしのこと話してたのかな? 「あ、あの静華って言いますっ!」 あたしは頭を下げた。 「では静華様、こちらへどうぞ。」 「はい!」 「佑太様はお部屋へ。」 「ん。」 そしてあたしと鈴木は別々の部屋に向かった。