「その通り、この免許があれば、伝説のロボが動かせるのさ。」


 伝説のロボ?


 言うが、早いが、カミレンハニーは木をよちよちと、降りだし…。(途中怖くなったので、レッドと和音パパに手伝ってもらった)市役所所有の役員専用バスに乗り込む。


 確かにあのバスは20人乗り。


 大型免許がなければ運転できない…。


 …ってそういうことなの!?


「ちょっと、ブルーとピンク!あと、そこの和音パパ。あなたたちも手伝いなさいよ!!」


 …え?


「なんで?」


「バス一体で変形できるはずないでしょ?ほら、そこにもう3台バスあるから…。」


 いや…。


「あの…俺たち、大型免許ないんですけど…。」


 っていうか。本来なら、バスが何体あろうと変形はできないですよ…。


「そんなのなくたって、バスの運転なんて、MT車と一緒よ!ただ、図体でかいだけなんだから!!あと、駐車場から出なければ大丈夫だから、ホラ、早く乗って!!」


 大型免許関係ないじゃん!!